2021-10-12 異を唱えるは雲海 あまねく巡る流星 僕らは光る彗星 終わりなき旅路の旅程 孤独に討たれ死に一度休憩 夜明けに佇む自暴自棄の酩酊 に差し込む一条の斜光 流れた隕石にかかる重力は 星が回る動力に等しいが無気力 虚無から産み落とされる夢幻は 出口なき生き地獄と呼ばれる無限なる現実 その深淵でさえ朽ちる事のなかった生命は 反旗を高らかに声明 虚しく一人で消費するのは 精気と呼ばれる果てなき時間と季節 唯一の宝物である軌跡は 奇跡と脅すには必然で 輝石なるものほど綾が足りない 価値は認められない 発熱 発熱 発熱 銃弾に込めた渇望を止めどなく発砲