2021-10-12 せつなを往く 幾度となく肌に染みた「気不味い」 数年を経た今に発症する患い かつてのトラウマはまさに病 取り留めのない懐かしい会話 心と呼ぶには稚拙な対話 月日を共にしたかつての仲間 自信を持ち断ち切った故に今は疎遠 そのおかげで躍動するこの二次元 入力する文字の羅列こそ聖典 連想の果てに蘇る炎天下は 揺蕩う沈黙に気疲れ 等しい重さで気遣いされ そう感じる私にまた想いを馳せ 気付けば皆は席を立ち 良心は私をいつも拉致