2021-11-03 鎖自慢の海底都市 まさに泡沫 見えざる裏方 露ほども触れられない姿 海月は”地平”を見たがるが 生憎陸には上がれない 一眼でいいから目に留めたいと ただひたすらに繰り返し 脳裏に景色は焼きついた 溢れんばかりの逆光は 大海原とはまた違う 何者でもない雄大さ 何故求めるのか聞かれるが その所以などは知る由もなく ただひたすらにそれ以遠を ただただ最果て求めるばかり